歯科助士資格は国家試験?民間試験?
歯科助手の資格は、国家資格ではなく、民間の資格になります。民間の資格は、いくつかあります。
歯科助手検定
日本歯科助手検定協会体が、認定している資格です。
特に受験資格はないです。
3級から1級までのレベル段階があり、級により異なりますが、年に5回ほど実施され、段々とステップアップして受験するようになっています。合格ラインは7割となっています。
日本歯科医師会認定歯科助手
歯科医師会が開催する講習会や、指定された専門学校で講習を終了して、取得することができます。
この資格は3種類あり、乙種第一、乙種第二、甲種となっています。
乙種第一は52時間の講習、乙種第二は、40時間の講習を受けることで取得が可能です。甲種は、乙種第一
や乙種第二よりもさらに高度な知識と技能が求められるため、取得には400時間の講習が
必要になります。
歯科医療事務管理士
年に6回ほど実施され、1月、3月、5月、7月、9月、11月の第4土曜日になります。試験内容は、学科(マークシート形式)で10問、実技(レセプト作成、点検)で3問となっています。
合格ラインは、学科が100点満点中70点以上、実技が1問につき、50%以上、かつ全体で70%以上になっています。
うんちく
歯医者さんにくとプールの塩素の匂いのするお水でうがいすることありませんか?
次亜塩素酸水というものらしいですが、これは実は強力な殺菌力で、ノロウイルスやインフルエンザを撃退するらしい♪
歯科助手になるとこんなアイテムが簡単に手に入るメリットもあるんですね。
女性にとって働きやすい仕事
そして、将来性についてです。 歯医者の数は、増えていますが、歯医者を訪れる患者はさらに多くなっています。 その原因は、虫歯の治療だけでなく、歯の美容を希望する患者が多いというのが、考えられます。 良く、芸能人が歯のケアとして、歯の矯正をしているというのを聞いたことがある人もいるかと思います。 また、勤務時間の融通が利きやすいということです。 歯医者は、予約制なので、残業時間などがなく、勤務シフトが組みやすいです。大抵の歯医者は、シフト制なので、短時間でも働くことが可能です。 さらに、歯医者の場合、中休みもあるので、場合によっては、主婦のかたは、途中で、家に帰って家事をすることもできます。 したがって、働きやすさと取り組みやすさがある歯科助手は、人気の資格といえます。
歯科助手の平均年収は、180万〜200万円となっています。
歯科助手の雇用形態は、正社員ばかりではなく、アルバイト、パート、派遣と様々です。
また、実務経験も問われないので、未経験者でも働くことができます。中には、高校生がアルバイトとして働くというケースもあります。(制限は、勿論、ありますが。)
したがって、
一般人も、その影響を受けているということがいえます。